Statement

  

  四季折々の風景や植物、そこに生きるものたち、またそれらが身に纏う色彩といった様々な情報は、私の身体をとおしてすんなりと入り込み、労わるように、また癒すかのように私のこころをやさしく撫でながらかたちを変えていきます。

  手の中でかたちをなぞり、みつめて、そしてまた手を動かすといった行為を繰り返しながら、おぼろげな輪郭のなかにこのかたちのあるべき姿をガラスに重ねて。


小田橋 昌代

MASAYO ODAHASHI